仲間を知る

誰も真似できないユーキャンの技術
展示品の説明をするベテラン社員の牧野。
「これはPTC水中ヒーターという、ユーキャンにしか作れない加湿器の部品です。火災防止の観点から通常、天井には加湿器が設置できないのですが、これは設置できる加湿器として東京都に唯一認められた製品です。」
1992年に特許を取得して製造を行っていますが、製法が難しく、類似品はいまだありません。こういった独自の技術力を、ベテラン社員が支えています。また大きな誇りにもなっています。


製品開発の過程で生まれた技術は特許を取得し、その特許の8割以上を活用しています。これだけの自社の特許を活かしている会社は珍しく、営業競争力にもつながっています。

導入現場と、製造現場の密なコミュニケーションこそが、「実現力」をつくる
「製品に対してお客様がどのようなご感想や不足を感じていらっしゃるのか、まず把握するのは営業部です。お客様からいただいた報告を製造部へフィードバックし、営業部と製造部の連携がお客様に応える製品をつくります。」
だからこそ、部門間のコミュニケーションの場は積極的に企画されています。年末年始や芋煮会など、社員が集まる機会では、東京のメンバーは揃って製造部のある八王子に向かいます。業務外で顔を合わせれば、くだらない話で盛り上がることはもちろんですが、やはり仕事の話にも熱が入ります。

ユーキャンのキーワードは「実現力」
「業務を通じて、自分の成長を感じています」
製品化という実現力はもちろん、入社してよかったと感じる点に自己実現があります。象徴的なエピソードとして、入社後まだ1年目の新人であったのに、ドイツのニュルンベルクで開催されたチルベンタ(国際的な空調製品の展示会)に参加できたこと。
「出身が外国語学部で短期留学も経験していたため、ある程度喋ることができるという自信がありました。ところが実際に現地に行ってみると、ご来場者の国籍は多様で、英語力も千差万別でした。しかも国内の展示会とは異なり、具体的な案件を持っていらっしゃるお客様ばかり。『文法など気にしてはいけない、とにかく何とか伝えなくてはならない!』と必死に商談をしました。大変な4日間でしたが、外国の方とやりとりをする仕事をしたい、という学生時代に思い描いた姿に、一歩一歩近づいていけることを感じました。」

